なんで買ったのか忘れた。
笠智衆の大船日記、サブタイトルは小津安二郎先生の思い出。
熊本の言葉で表現されているので、口述筆記のような感じ。
笠智衆の初主演となる「父ありき」での小津演出について書いてあり、アマゾンプライムで検索したらあった!佐野周二や佐分利信が出ていた。
ノイズが酷く、音声が悪く、とても疲れたが、つい引き込まれ、最後まで観てしまった。そしてラストの列車でのシーンに図らずも涙してしまった。これが小津が世界の監督から支持される力なのかと感じた。
紙の古本、安く感じてしまう。
ブックオフは店舗受け取りだと送料無料なので、なお、敷居が低い。
ケネス・ガーゲンの「関係から始まる」でガイア仮説を知り、そのつながりで松井孝典教授の地球46億の孤独を購入。ハードカバーで200円。文庫だったら100円。
レシートが隠れていた。
京都書院VERSION、1989年5月8日の日付。出版ほやほやの新刊を購入している。
1989年は平成が始まり、長男が生まれ、ベルリンの壁が崩壊の年。
32年前の、その時、その場所、その人を想ってしまう。
現物であるからこそ感じられることだと、そんなことも思う。